共通テストまで残り2ヶ月!2022年度分をチェックして仕上げよう(理系編)

共通テストお疲れ様でした!もう切り替えて本試験対策をしている方も多いでしょう。
しかしまずは共通テストを復習することが重要です。
この記事では、2022年度の共通テストの講評をまとめてあります。本試験前に見直し、完璧な状態で本番を迎えましょう!

登場人物紹介

橋浦先生

コーチングプラス+の学習責任者。受け持った生徒の9割が国公立に合格するという圧倒的指導実績を持つ。

さとる君

コーチングプラス+の塾生。間違った勉強をしてしまうことがよくある普通の受験生。

はじめに

さとる君

本試験の対策をしたいんですが、共通テストの勉強はまだしたほうがいいですか?

橋浦先生

終わるまではした方がいいね!共通テストの穴を早めに埋めておくことが、本試験の合否に関わってくるので早速対策していきましょう!

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数学1A

問題傾向

難易度:難

問題は昨年より3~4ページ少なかったですが、解法の方針が立てにくい問題が多く、2021年度より難化しました。

実際に受験生の多くが手こずり、平均点は37.96点です。

大問の数は昨年と同様で5個あり、第1問と第2問が必答で第3問~第5問の中から2問を選択する形式でした。

大問別講評

第1問 

問題1は3文字の対称式などに関する問題でした。
(2)は共通テストらしく、(1)を利用して考え、答えを導きましょう。

問題2は、異なった縮尺で表された長さを考慮して角の大きさを考える問題でした。
三角比の表を用いて、山頂の仰角を解答する問題でした。

問題3は円に内接する三角形ABCの頂点Aから、直線BCに引いた垂線の長さに関する問題でした。
sinの定義および正弦定理を用いて計算していくことで解答は求められました。
(2)では(1)の計算を踏まえて考える必要がありましたが、誘導が少なく解くことができなかった人が多かったのではないでしょうか。

第2問

問題1の(2)は2つの2次方程式の少なくとも一方を満たす、実数の個数が3個になるときの係数を求める問題でした。対話形式だったのが特徴的でしたね。
(3)は、2次関数のグラフが係数の変化によってどのように動くかを、グラフ表示ソフトで考察する問題でした。
受験生には少し馴染みのない問題だったかもしれません。
(4)は、2つの2次不等式の解についての問題でした。
この問題も誘導が少なかったため、難しかったでしょう。

問題2は、29か国における日本語教員数や学習者数についてのデータを扱った問題でした。
(1)はヒストグラムの読み取り問題で、階級値や四分位数などの基本的な問題が問われました。データの分析を苦手としている受験生はかなり手こずったのではないでしょうか。
(2)は箱ひげ図とヒストグラムから散布図を選ぶ問題でした。
(3)は与えられた統計量から相関係数を求める問題でした。
(4)は散布図を選ぶ問題で、平均値や相関係数からグラフを絞り込む必要がありました。
2021年度までの共通テスト・センター試験で見られなかった問題であったため、やりにくさがあったでしょう。

第3問

プレゼント交換会を行い、自分以外の人の持参したプレゼントを受け取る確率を求める問題でした。
丁寧に配り方を書き出し、正確に数え上げる必要がありましたが、見慣れない設定なのでこの問題もかなり時間を取られたでしょう。
(2)では、意図を正確に理解し、前設問までを応用できたかどうかで解きやすさが変わってきたでしょう。

第4問

3つの1次不定方程式を題材にした問題でした。
スムーズに解答するには、初めの1次不定方程式の解を利用し、係数の複雑な後半の1次不定方程式の解を求める必要がありました。
(2)までは見慣れたものに近い数値であったので落ち着いて計算をすれば解けたと思います。
一方で(3)はなじみがなく、差がつきやすい問題だったと言えるでしょう。
(4)は計算力も求められ、手間取った人も多かったでしょう。

第5問

三角形と線分の比に関する問題でした。
重心の性質メネラウスの定理方べきの定理を使い分ける力が求められました。
(1)のウエオ、カキクから、メネラウスの定理を図形のどこに適用するか見極めることが求められ、かなり厄介な問題でした。

数学2B 

問題傾向

難易度:難

全体を通して久しぶりに出題された範囲や、行程が長い問題が多いことに加えて、幅広い知識の活用が求められたため、難化しました。

平均点は43.06点で1Aと同様に大幅に下がっています。

大問別講評

第1問

問題1は、円と定点を通る直線が共有点をもつ条件を求める問題でした。
直線の傾きを2次方程式が重解をもつ条件tanの2倍角の公式を利用して、2通りの方法で考える必要があります。
(3)では太郎さんの考察した内容をしっかり理解し、(4)では(3)で得られた条件式に数値を代入して解答する問題でした。

第2問

問題1では、(1)は3次関数のグラフの概形を選択する問題でした。
この問題は比較的容易でしたが、(3)の命題の真偽について考察する問題は初めての出題でした。
問題2では、2つの3次関数のグラフからなる図形の面積の立式を選択肢から選び、その面積を計算する問題でした。

第3問

2つの地区で収穫されるジャガイモの個数や重さについて考察する問題でした。
(1)、(2)では200gを超えるジャガイモの個数に関して平均値などを求める問題でした。二項分布の性質を正しく理解し、正規分布表を正しく用いて数値を読み取ることができれば、解答することができたと思います。
(3)はジャガイモ1個の重さを表す確率変数Xの確率密度関数の係数を決定する問題で基本的な内容でした。

第4問

歩行者と自転車が移動と停止を繰り返したときのそれぞれの位置を、数列の漸化式を用いて考察する問題でした。
(1)の後半は、対話をヒントに条件を正しく理解できれば解答できたでしょう。
anとbnの漸化式が得られた後は等比数列階差数列の考え方を利用すればan、bnそれぞれの一般項を求めることができました。
(2)では、(1)で求めた一般項をもとに自転車が歩行者に追いつく回数や時刻を求める問題が出題されました。

第5問

(1)は内分の公式垂直の条件を用いて丁寧に計算すれば答えが求められました。
(2)はtの値によって点Qが4つのどの部分に含まれるかを考察する問題でした。
Pは内分点なのでtの値によってkの正負がどのように変化するかに気づければ解答できました。

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物理基礎

問題傾向

難易度:難

スプーンを題材に金属の比熱・密度・抵抗率の3つの物理的な性質について会話の中で仮説を立てながら考察する問題が新しい傾向でした。
物体の運動とエネルギー・熱・電気の分野が中心の出題でした。

大問別講評

第1問

物体の運動とエネルギー・波の二分野から出題されました。
(1)は平行な線路上ですれ違う電車の相対速度の問題でした。
(2)は運動の法則に関する問題で、運動の様子をイメージして解く必要がありました。
(4)は縦波についての問題で変位と疎密の関係を図示して解く必要があり非常に難しかったでしょう。

第2問

Aは2本の電熱線を用いた水の加熱問題でした。
電熱線が直列に接続されている場合と並列に接続されている場合について、水温の上昇の違いから電流・抵抗値・電圧比較する問題でした。
(3)では、エネれギーの保存に関する基本的な理解が問われました。

第3問

スプーンの材質を判別するための、熱・浮力・電気抵抗実験に関する会話形式の問題でした。
1つの題材のなかで、複数の分野にまたがる出題は今までに例がなく、戸惑った受験生も多かったでしょう。
(1)は比熱、(2)は浮力に関する出題で浮力に関してはアルキメデスの原理の理解が問われました。
(3)は針金の電気抵抗に関する問題でした。電流と電圧の比例関係のグラフから数値を読み取り、電気抵抗を計算する力があれば、容易に解くことができたでしょう。

物理

問題傾向

難易度:易

物体の運動に関する仮説を検証するために、記録タイマーを用いた力学台車の運動の実験を行うという、シチュエーションでの出題がなされました。
力学・電磁気・原子の分野が中心の出題でしたので、この範囲を得意とする人とそうでない人で明暗が分かれたでしょう。

大問別講評

第1問 

原子を除く、物理の各分野から出題され、基本的な事項についての理解が問われました。
(1)は水面波の干渉の問題で、波源が逆位相で振動することに注意して強めあう条件を選ぶ必要がありました。
(3)は一様な円板に、糸で物体を取り付けてつるしたときの重心の位置を問う問題でした。
(4)は状態変化をする理想気体について、内部エネルギーの大小を問う問題でした。

第2問

記録タイマーを用いた運動の仮説検証に関する問題で、目新しい問題でした。
共通テストらしく思考力をもとに、誘導に乗っていく形式でした。
(5)、(6)は水平面上を動く台車と小球、おもりの運動量の水平成分の和が保存することに気づけば容易に解ける問題でした。

第3問

離れた位置に固定した複数のコイルに発生する誘導起電力をオシロスコープで測定して、磁石を固定した台車の速さを調べる問題でした。
(2)は誘導電流が流れるコイルから、動く磁石が受ける力の向きを知っていると容易に解答できたのではないでしょうか。
(3)以降は電圧の時間変化の特徴を読み取り、コイルを貫く磁束密度や巻き方、台車の速さの変化を分析すれば正解できました。

第4問

ボーアの水素原子模型を題材に円運動・万有引力静電気力・量子条件・振動数条件の問題でした。
(1)は、円運動の角速度と向心加速度問題で、力学の基本的な力が問われました。
(2)は、陽子と電子の間に働く万有引力と静電気力の大きさの比を問う計算問題でした。
(3)は、電子のエネルギーが軌道半径に反比例することを知っていると容易に解答できました。

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化学基礎

問題傾向

難易度:易

問題文の長い設問が目立ち、読解力と思考力が必要でした。
第1問では昨年より組合せ問題は減少し、文章選択問題が増加しました。
第2問では、エタノール水溶液の蒸留に伴う質量パーセント濃度の変化について問われ、見慣れないグラフを読み取る応用力が必要となりました。

大問別講評

第1問

第1問では物質の変化からの出題が多かったです。
(4)は、化学と人間生活から洗剤に関して問われました。
社会科目のような、文章中の正誤を判断させる形式が新しかったです。
(6)では、電離している酸の物質量の大小関係と、中和に必要なNaOH水溶液の体積の大小関係の組合せが問われました。
問8は化学物質の役割に関して、酸化を防止する目的を考えさせる点が新傾向でした。

第2問

エタノールの水溶液の蒸留を題材として水溶液の調製や質量パーセント濃度の計算、グラフの読み取りなど、総合的に問われました。
(1)はエタノールに関する知識が問われました。
(2)では3種類の液体の加熱時間と温度変化を表したグラフから、現象を考察させる点が新傾向でした。
全体としてセンター試験や、昨年度の共通テストとは異なった出題形式が取られました。

化学

問題傾向

難易度普通〜難

大問数が5問に減少し、共通テストらしく読解力や思考力を要する問題が数多く出題されました。
鉄の錯イオンに関わる見慣れない実験を題材にした問題や、グルコースの実験を題材にした方眼紙を用いる問題が新傾向でした。

大問別講評

第1問 

金属元素の基本的性質体心立方格子に関する文字式の計算物質の溶解と分子間力エタノールの蒸気圧曲線について出題されました。
(4)aは問題文で与えられた操作から求めたエタノールの蒸気圧をもとに、蒸気圧曲線からエタノールが凝縮するときの温度を読み取る問題でした。
その温度の数値そのものをマークする解答形式で問われている点が新傾向でした。
bは、2種類のシャルルの法則のグラフと蒸気圧曲線から、問題文の操作に合わせた圧力の変化を読み取る問題でした。
蒸気圧と気体の状態方程式を結びつける力が問われました。

第2問

化学反応と光空気亜鉛電池水の状態変化分子間の結合エネルギーの関係について出題されました。
問2は、空気亜鉛電池が題材の計算問題で目新しく、解けない人も多かったのではないでしょうか。
(3)aは水の状態図が与えられていないので、描いて考える必要がありました。
(3)bは、氷の昇華熱から水素結合を切断するのに必要なエネルギーを算出する問題で、水1molの水素結合数が2molであること使って解きます。
(3)cは融解熱蒸発熱比熱を考慮した計算問題で、多くの情報を適切に処理する必要でした。

第3問

金属単体の製法や反応についての知識問題、錯イオンの光による反応についての実験内容を理解して考察する問題でした。
(1)では、ナトリウムの製法についての反応と量的関係が問われました。(2)は金属単体の反応から金属を特定する問題で、周期表の知識も必要でした。(3)は鉄の錯イオンの光による反応について、結果を考察する問題でした。実験内容を理解したうえで、鉄イオンの検出や反応量に関して計算する力が求められたため、時間はかかったでしょう。
特に(3)cは、反応した錯イオンの割合を問う点が新傾向でした。

第4問

芳香族化合物の反応・油脂、アルコールの酸化と脱水・合成高分子化合物・ポリペプチドなどが出題されました。
(3)aでは、アルコールの分類と酸化生成物の関係が問われました。
(3)bは、アルコールの脱水生成物の異性体の数を考える問題でした。
(5)では、ポリペプチド鎖の分子量と単量体となるアミノ酸の分子量、らせん構造のひと巻きのアミノ酸単位の個数からポリペプチド鎖の全長を求める問題でした。
この大問では特に新傾向が目立ちました。

第5問

グルコースの水溶液中での平衡と反応に関する問題でした。
(1)aはα-グルコースとβ-グルコースの平衡反応の量的関係を問う問題でした。
(1)bはα-グルコースの変化量をグラフに正確に描き、そこから変化に要した時間を読むことで、解答する必要がありました。
(1)cは、新たに追加したあとの平衡時の量を求めるために平衡定数を導く必要があり、思考を要する問題でした。
(1)bcは、(1)aの解答をもとに答える必要でした。
(2)はグルコースの還元性を示す理由を正しく考えて、グラフを選ぶ問題でした。
(3)は、教科書では扱われていないグルコースの酸化分解、量的関係に関する問題でした。
全体的に分量は多かったですが、基礎が定着している人は解けたでしょう。

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生物基礎

問題傾向

難易度:難

昨年度の初めての共通テストと同様に、多様な科学的思考とともに読解力が必要とされました。
そのため、知識のみではなく、知識を活用して思考する必要のある設問が多く出題されました。
一方、昨年と比較して解答数・設問数ともに同程度でしたが、選択肢の数が多い設問は増加しました。

大問別講評

第1問

生物と遺伝子の分野から、実験分析に関する問題が出題されました。
Aは酵素の特徴とATPが合成される細胞小器官の知識問題、ATPを利用した細菌数の推定実験の前提条件を考え、答えを導く問題が出題されました。
BではDNAの抽出実験に関する考察問題で実験結果の予想・計算・仮説検証の問題でした。
全体を通して実験方法の基礎的理解を問う問題が含まれており、手こずった方が多かったのではないでしょうか。

第2問

生物の体内環境の維持の分野から、知識を活用して解答する問題が多く出題されました。
Aは酸素運搬に関して、血中酸素飽和度に関する考察と理解が問われました。
(1)は光学式血中酸素飽和度計を用いた測定に関する問題で、図2の理解がポイントでした。
Bは免疫に関して、教科書の知識・理解を実験結果に結びつけさせる問題でした。
全体として難易度の高い大問でした。

第3問

生物の多様性と生態系の分野から、バイオームおよび窒素循環に関する考察問題が出題されました。
Aは中部地方のバイオームを題材に、地球温暖化・光合成・食物連鎖について考察する問題が出題された。
(2)は問題文・設問文・図の情報を丁寧に読解しないと解答が難しかったのではないでしょうか。
Bは窒素循環について、汚水浄化と植生の伐採に関連して考察する問題が出題されました。
(5)は条件の読み取りがやや難しく、最後まで解き終えられなかった受験生が多かったと思われます。

生物

問題傾向

難易度:普通〜難

全大問必答で、複数の大問で分野融合問題が出された点は2021年度と同様でした。
共通テストに特徴的な知識を活用して正解に至る必要のある設問が多かったです。
図や問題文で与えられた複数の情報を解釈する必要のある問題も多かったです。
全体として解くのに時間のかかる問題が多かったのではないでしょうか。

大問別講評

第1問

生物の進化と系統の分野から、ヒトの進化に関する知識を問う問題と分子時計の観点から考察する問題が出題されました。
(1)と(2)は基本的な内容でしたが、(3)は、理論的な予想からのズレについて解釈する問題で新傾向でした。

第2問

Aでは生態と環境の分野から、植物の競争に病原菌が与える影響についての実験に対する問題が出題されました。
(1)は、図1で与えられた乾燥重量と個体数の関係および設問で与えられた種子産生総計の関係を合わせて考察する必要がありました。
解答を導くのに非常に時間がかかったと思われます。
Bでは、生命現象と物質の分野から、遺伝子組み換え技術に関連して、知識を活用して解答する問題が出題されました。
(5)では遺伝子発現のしくみに関する問題、(6)では遺伝に関する計算問題が出題されました。

第3問

ニワトリ胚の肢芽から翼または脚が形成されるしくみについて実験結果から解答する問題でした。
共通テストに全体として見られる会話文形式の問題でした。
(2)は外胚葉と中胚葉の相互作用について、会話文と実験結果から導かれる考察を選択する問題でした。
(4)は肢芽形成で分裂した細胞の場所を調べるために、細胞に蓄積させる目印をつけるべき分子を問う問題でした。
(5)は予定体節細胞が肢芽形成を抑制することと矛盾する実験結果を選択する問題でした。

第4問

生物の環境応答の分野から、フェロモンに関する知識と実験考察を問う問題でした。
(1)は実験の内容と結果を示す表について正確に理解する必要があり、思考力が求められました。
(2)は二つの実験の結果を解釈することが求められました。
思考力だけでなく、空欄エでは知識を活用する必要があり、解答するのに時間がかかったでしょう。
(3)はフェロモンの定義をきちんと知っていれば選べる問題でした。

第5問

被子植物と昆虫を題材に、多様な生命現象について出題されました。
(1)は、被子植物が他の植物と共通してもつ特徴について問う知識問題でした。
(2)は、被子植物の有性生殖が多様な遺伝子型を作る仕組みについての問題でした。
(3)は、ショウジョウバエの個眼のはたらきを担う遺伝子Xと遺伝子Yのはたらきについて示された考察を導くための実験を扱った問題でした。
(4)は(3)をふまえ、実験結果から導かれる光走性と光受容細胞に関する考察問題でした。

第6問

被子植物の種子形成・発芽に関する知識問題、イネとシロイヌナズナの低温による影響に関する問題でした。
種子形成の低下の原因を調べる実験考察問題、イネの低温に対する適応とジベレリンとの関わりに関する考察問題、シロイヌナズナの凍結防止の仕組みを調べる実験方法を検証する問題などが出題されました。
実験結果を考察する問題が中心でしたが、(5)では実験方法を検証する問題が出題された。

ここまでこの記事を読んでいただきありがとうございます。

この記事を共通テストの対策に役立てていただければと思います。

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学習責任者 橋浦優斗

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