共通テストはいつから対策をすればいいのでしょうか?
去年から共通テストに変わりましたが、平均点やおすすめの模試が気になる人も多いのではないでしょうか。
そんな共通テストの平均点、対策、おすすめの模試、問題集、日程、当日の流れなどを徹底解説していきます!
登場人物紹介
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共通テストの平均点は?難しい?
共通テストの平均点が知りたいです!
センター試験より難しくなったのでしょうか?
それじゃあ、去年度の共通テストの平均点を紹介していくね!
センター試験の時と比較して、平均点は上がっているのか、下がっているのか、科目別にはどのような変化があったのか、下のデータを参考にしてみてください。
2021年度共通テストの平均点
国語 58.8(本試)55.7(追試)
世界史A 46.1(本試)43.1(追試)
世界史B 63.49(本試)54.72(追試)
日本史A 49.6(本試)45.6(追試)
日本史B 64.3(本試)62.3(追試)
地理A 60.0(本試)61.8(追試)
地理B 60.0(本試)62.7(追試)
現代社会 58.4(本試)58.8(追試)
政治経済 57.0(本試)52.8(追試)
倫理政経 69.3(本試)61.0(追試)
数学IA 57.7(本試)39.6(追試)
数学ⅡB 59.9(本試)37.4(追試)
物理基礎 75.1(本試)49.8(追試)
化学基礎 49.3(本試)47.2(追試)
生物基礎 58.3(本試)45.9(追試)
地学基礎 67.0(本試)60.8(追試)
物理 62.4(本試)53.5(追試)
化学 57.6(本試)39.3(追試)
生物 72.6(本試)48.7(追試)
地学 46.6(本試)43.5(追試)
英語(R) 58.8(本試)56.7(追試)
英語(L) 56.2(本試)55.0(追試)
注:少数第二位四捨五入
共通テストに変わっても、追試の平均点が本試より低い傾向は、同様のようです。
センター試験おいてはおおよその科目の平均点は6割前後で推移していましたが、共通テストにおいては、科目によってはかなり平均点が低いものも見られます。
まだ実施が一回しか行われていないこともあり、今後平均点が六割に収束していく可能性もあります。
しかし、初年度の点数だけ見るとセンター試験と比較すると難しい試験だったと感じた人も少なくなかったのではないでしょうか。
『独立行政法人 大学入試センター 受験者数・平均点の推移(本試験)』
共通テストの申し込み方法は?
共通テストは高校で申し込めるって
聞いたんですけど本当ですか?
本当だよ!
共通テストは、大きく二つの申し込み方があるから紹介していくね!
共通テストをなぜ受けるのかは上記で説明しましたが、それでは共通テストはどのように申し込めば良いのでしょうか。
以下では、共通テストの出願の流れや料金、共通テスト当日の流れについて詳しく書いていきます。
共通テスト申し込みの流れ
団体
共通テストに出願するには、団体申し込みと個人申し込みという二つの方法があります。
まずは、団体申し込みについて記述していきます。
団体申し込みは高等学校や、高等専門学校が学校として出願する方法です。
上記に所属する学生は学校から共通テストの出願用紙を配布され、そこに所定の記入を行いセンター試験と同様の料金(3教科以上:18000円、2教科以下:12000円)を担当教師に渡します。
団体申し込みのメリットとしては、自身で出願する必要がないということです。
学校として申し込むことで、自身の申し込み忘れも防ぐことができます。
デメリットとしては、学校側が万が一申し込み忘れる可能性があるということです。
非常に可能性としては低いですが、実際の事例として発生しているため他人に任せたくない場合は以下の個人申し込みを行なった方が良いでしょう。
個人
個人申し込みの場合は、出願用紙の取り寄せから出願用紙の提出まで全て個人で行わなくてはなりません。
主に学生として学校に所属していない浪人生が取る方式です。
メリットとしては、自身の受験であるため全ての責任を自分で負えるという点です。
デメリットとしては、出願締め切りの呼びかけなどを第三者が行ってくれないため、出願忘れの可能性が出てくるということです。
必ずこの出願方式を取る方は、日にちに余裕を持って用紙取り寄せと出願申し込みを行うようにしてください。
共通テストの当日の流れ・気をつけること
テスト当日不安なんですけど、何か気をつけることはありますか?
それではそんな心配性のこうくんのために、
当日の流れと気をつけることを紹介していくね!
まず、共通テスト当日は忘れ物をしないことが重要になります。
会場で忘れ物に気づいた場合、不便なだけでなく精神的にもダメージを受ける可能性があります。
万全な状態で試験に臨むためにも、前日には荷物の確認を行いましょう。
以下では、当日に最低限必要になる持ち物リストを列挙します。
当日の確認に是非活用してください。
当日の持ち物
・受験票、写真票
・受験上の注意
・身分証明書
・HBの鉛筆、シャーペン
・消しゴム
・時計(壊れた時のために最低2個入れておきましょう)
・携帯電話(遅延状況などを調べられるように必ず持っていきましょう)
・交通費
・飲食物
・ティッシュ
・マスク複数枚
・試験の寸前に見る参考書・ノート(各科目1冊ずつにしましょう)
また、試験当日は最低でも1時間前に会場に到着できるように家を出ましょう。
遅延などがあっても対応できますし、何より心に余裕が生まれます。
試験場が開場したら、自身の受験番号を見て指定の部屋へ移動します。
部屋に着くと番号が机の上に書いてあるので、自身の番号が書いてある席に着席しましょう。
試験までにやっておくこととしては、初めの科目の見直し、筆記用具、ティッシュ、時計、身分証明書などを机に出しておく、トイレに行っておくなどが挙げられます。
事前の準備が大きく当日の点数に影響します。
万全な準備をして会場に向かいましょう!!
共通テストの日程・時間割は?
共通テストは土曜日と日曜日の
どっちに行けばいいんでしょうか?
こうくんの使う科目によるよ!
2日間の時間割を書いておくから参考にしてね!
2022年度の共通テストの日程は、1/15、1/16です。
私立文系の人は一日目だけの受験となりますが、数学受験の方や私立文系以外の方は2日目も受験会場へ行くこととなります。
事前に自身の受ける科目がどちらの日か、必ず確認を行い、当日会場へ向かうようにしましょう!
また当日の時間割は、以下の通りになります。
時間割
1/15
9:30-11:40 地理公民歴史(1科目のみの受験の場合は10:40から)
13:00-1420 国語
15:10-16:30 外国語リーディング
17:10-18:10 英語リスニング
1/16
9:30-1030 理科基礎
11:20-12:30 数学I・I A
13:50-14:50 数学II・II B
15:40-17:50 理科(1科目受験の場合は16:50から)
事前によく、自身の試験科目が何時からかチェックしておきましょう!
また理社で複数科目受験の方は、どの科目をはじめに受けるかの確認も忘れないでください!
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共通テスト対策におすすめの模試・過去問・問題集
模試や問題集が多すぎて選ぶことができません、、
それではコーチング+の講師陣がおすすめする
模試と問題集を紹介するね!
共通テストは、特に国立志望の方は科目数が多く、効率的な学習が求められます。
いつに、どのような模試を受けて、どのテキストで学習すればいいのか、この記事を参考に学習を進めていきライバルに先んじて対策を講じましょう。
まずは、おすすめの模試を紹介していきます!
共通テスト対策におすすめの模試
駿台予備校
まず、駿台予備校の共通テスト模試です。
実施月は、5月、7月、9月、10月、12月と年に5回あります。
レベルとしては、予備校の実施する共通テスト模試の中では最も難しいとされています。
内容としては、『駿台模試の問題はとても良質です。大学入試に精通した講師陣が出題にあたっており、最高のスタッフが練りに練ることによって質の高い問題が生まれるのです。』
としており、本番を想定した模試となっています。
申し込みリンクを以下に添付しておくので、是非受験することをおすすめします!
東進ハイスクール
次に東進ハイスクールの共通テスト模試について紹介します。
東進ハイスクールの共通テスト模試は偶数月に毎回実施されており、塾生以外も多くの受験生が受験します。
より正確に自身の立ち位置を知りたい方は、受験することをおすすめします。
また高得点を取った学生は東進ハイスクールの特待生となり、講義を無料で受けられる可能性もあるため、腕に自信のある方で通塾されてない方は、是非一度受験してみてはいかがでしょうか。
河合塾
最後に河合塾の共通テスト模試について解説します。
河合塾の共通テスト模試は全国の高校が導入していることが一番の特徴と言えます!
自分で申し込みをしたり、料金を振り込む必要がないため、最も受けやすい模試と言えるでしょう。
追加でお金を払いたくない方や、模試は最小限だけ受けたいという方におすすめの模試です。
もし、学校では実施していないけど受験したいという方は、以下のリンクからアクセスしてください。
現在実施している模試の受験申し込みをすることができます!
共通テスト対策におすすめの問題集
共通テストのテキストは主に模擬問題集であることが多いですが、それゆえに一回やってしまうと、問題を覚えてしまい、それ以降の学習があまりできない傾向にあります。
そのため、複数冊を用いて、どのような問題にも対応することができるよう、以下のテキストを用いて自身の幅を広げましょう!
共通テスト対策問題集センター過去問題編
まずは駿台予備校が出版している共通テスト対策問題集についてみていきましょう。
このテキストは、主に過去に駿台予備校で実施された模試が収録されています。
そのため、全体のレベルとしては高くなっており、最初にこのテキストに挑戦すると、なかなか高得点は狙いにくいと言えます。
下記で紹介するテキストをこなした後に、ある程度実力がついたと思ったら自身の完成度を図るために導入してみましょう。
共通テスト赤本シリーズ 共通テスト過去問研究
次は言わずと知れた赤本シリーズの共通テストバージョンです。
比較的スタンダードな難易度となっており、初めて共通テストを解く人にとっては最もとっかかりやすいでしょう!
また、発送が非常に早いとのことなので、急いで欲しい方にもおすすめです!
共通テスト総合問題集
最後に河合塾の共通テスト対策テキストを紹介します。
河合塾の共通テスト対策のテキストは、センター試験対策の時から比較して、全ての問題が刷新されていることが特徴です。
また、河合塾版は英語においてリーディングとリスニング(2回分)が、両方ついているのも特筆すべき点です。
他のテキストはリーディングとリスニングが別冊です。
そのため、リスニングの比重が共通テストと同じようになっているため、合わせて対策できることは非常に素晴らしい点と言えます。
内容は共通テストの問題にとても良く似せており、本番のための良い練習になること間違い無しでしょう。
最後に
ここまでこの記事を読んでいただきありがとうございます。
共通試験の対策に役立てていただければ嬉しく思います。
コーチングプラス+ではこのような勉強法や参考書、入試についての細かいアドバイスを指導しています。
今年は偏差値を30上げて難関大に合格した生徒もいます。
2週間の無料体験ではこの記事以上の様々指導をすることができます。ぜひ無料体験を受けていただければと思います。
学習責任者 橋浦先生
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