「京大に行きたい」と思ったとき、ふと頭をよぎるのが「今からじゃ遅いんじゃ…?」という不安。
京都大学は、日本でもトップクラスの難関大学。
合格するには膨大な勉強量が必要だというイメージがあります。しかし、本当にそうでしょうか?
本記事では、「京大に合格するには、いつから勉強を始めれば間に合うのか?」という受験生や保護者の不安にお答えします。
実際の合格者のデータや、学年別の勉強法を交えて解説します。高2からでも、高3からでも、正しい戦略で逆転合格は可能です!
【基本データ】京大合格者はどれくらい勉強しているのか
京都大学の合格者たちは、どのくらいの勉強をしていたのでしょうか。
以下の図は、京大合格者を対象にしたアンケート結果の一例です。
図1:京大合格者の学年別1日あたりの平均勉強時間
学年 | 平均勉強時間(平日) | 平均勉強時間(休日) |
---|---|---|
高1 | 1.5時間 | 3時間 |
高2 | 3時間 | 5時間 |
高3(前期) | 5時間 | 8時間 |
高3(後期) | 8時間 | 10時間以上 |
※「合格体験記」より集計
京大合格者の多くが高1〜高2から計画的に勉強を始めており、高3になると毎日10時間前後の学習をしているのがわかります。
必要な勉強量:目安は3000時間?
一般に、東大・京大レベルの大学に合格するためには3000〜3500時間の受験勉強が必要といわれています。
これを高1から分散すれば1日2〜3時間で済みますが、高3からとなると1日8〜10時間必要になります。
図2:勉強時間3000時間を達成するためのスケジュール例
開始時期 | 必要な1日あたりの学習時間(平均) |
---|---|
高1春 | 約2.5時間 |
高2春 | 約4.5時間 |
高3春 | 約8.5時間 |
このように、「いつから始めるか」によって日々の負担が大きく変わってくるのです。
進学校ではいつから始めているのか?
進学校の生徒は高1〜高2の間に受験基礎を固め、高3は過去問演習や実戦力強化に注力する傾向があります。
特に京大では独特な記述問題が多いため、早期に基礎を終えるのが重要です。
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高2からでもまだ間に合う?高2から京大合格への勉強法
戦略①:高2のうちに「受験の全体像」を把握する
高2から京大を目指す場合、まずは受験科目と配点、京大の出題傾向を理解し、戦略的に学習を始めましょう。
特に重要なのは以下の3つ。
- 共通テストと二次試験の比率(京大は二次重視)
- 英語・数学・国語など主要科目の記述重視
- 理科・社会の選択科目とその難易度
戦略②:主要科目は高2で基礎完成を目指す
京大の問題は、基礎知識の徹底とその応用力が求められます。
特に数学や英語は高2のうちに基礎を完成させ、高3からは演習中心に移行できる状態が理想です。
表1:高2の勉強スケジュール(例)
月 | 内容 |
---|---|
4月〜6月 | 数学IIB・英語長文の復習 |
7月〜9月 | 数学IIIの導入/英作文の練習 |
10月〜12月 | 世界史・物理のインプット開始 |
1月〜3月 | 模試→分析→苦手単元の克服 |
戦略③:模試で自分の立ち位置を把握し、軌道修正
模試はただ受けるだけでなく、復習と分析が命。
高2の模試で京大判定Eでも、あと1年あれば十分逆転可能です。
志望校判定を基準に弱点を洗い出し、ピンポイントで克服しましょう。
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参考)高2から京大合格を決めた合格体験記
実例①:高2の春に志望校を京大に決定!先取り学習で差をつけた
高2の春、進路ガイダンスで京大を志望校に決定。
それ以降は学校の進度に頼らず、塾の先取り授業と参考書で数Ⅲや英文解釈を早めに仕上げました。
高3に入る頃には過去問演習に入れる状態に。
英数に時間を割けた分、他教科も余裕を持って対策でき、安定してA判定をキープ。現役合格に直結しました。
実例②:全国模試E判定からの巻き返し!勉強習慣の定着が鍵
高2の夏、模試でE判定をとって危機感を覚え、毎日最低3時間の勉強を習慣に。
とにかく基礎を丁寧にこなし、問題集は2周以上。
冬には英単語帳も2冊完璧に仕上げ、読解力もアップ。
高3に入る頃には偏差値も10以上上がり、過去問演習にスムーズに入れました。
最後はB判定からの現役合格に成功しました。
実例③:部活との両立を実現!隙間時間を活かした学習法
高2まで運動部の活動が忙しく、平日は2時間が限界。
でも朝学習と通学中の英単語・リスニング、休日の集中学習を徹底しました。
毎日のルーティンで基礎力を少しずつ積み重ね、高3の引退後に一気に加速。
特に数学と英語は高2のうちに土台ができていたので、仕上げに時間を使えて本番で得点源にできました。
高3からでも間に合うのか!?高3から京大合格への勉強法
戦略①:覚悟を決めて“1日10時間”を継続する
高3から京大を目指すなら、短期集中型で“量”を一気に確保する必要があります。
平日でも6〜7時間、休日は10時間以上の勉強を継続する覚悟が必要です。
ポイント:部活を引退する6月〜7月が勝負!この時期に勉強量を最大化
戦略②:重要なのは「過去問分析」と「解答力」
京大は記述が多いため、「答えを書く力」が求められます。
高3からの合格者の多くは、夏〜秋にかけて過去問10年分を繰り返し演習しています。
表2:京大対策スケジュール(高3編)
時期 | 学習内容 |
---|---|
4月〜6月 | 基礎の総復習+共通テスト対策 |
7月〜9月 | 京大二次試験の過去問演習(前半) |
10月〜12月 | 弱点補強・記述練習 |
1月 | 共通テスト本番+直前追い込み |
戦略③:科目の優先順位をつける
すべてを完璧にするのは不可能です。
合格最低点を突破するために、**「得意科目で稼ぎ、苦手科目を落としすぎない」**戦略が有効です。
合格者の得点パターンはさまざまですが、総合力で勝負できます。
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参考)高3から京大合格を決めた合格体験記
体験記①:地方公立から大逆転!夏から始めた「超集中型」受験
高3の夏まで部活漬けで偏差値50台。
引退後に一念発起して、1日10時間以上の勉強を継続。
苦手だった数学は過去問を50題以上解いて克服。秋以降は京大の二次対策に集中し、E判定からの逆転合格を果たしました。
実例②:現役最後の半年で合格圏内へ!映像授業で基礎固め
高2までは内申中心で受験勉強はほぼゼロ。
高3の6月に危機感を覚え、徹底的に基礎をやり直し。
9月からは過去問演習に切り替えて、記述力を強化。判定D→Bに上げ、現役合格できました。
実例③:共通テスト後に志望変更!ラスト2ヶ月の追い込み
共通テストで思いのほか得点でき、京大を目指すことを決意。
2月までの1ヶ月半で過去問10年分を徹底演習。
特に英語と世界史は記述添削を塾で受けて完成度を上げ、本番では二次で点を稼ぎ、合格に滑り込みました。
【まとめ】京大合格するにはいつから勉強すればいいのか
京都大学に合格するために理想なのは高1〜高2で基礎を固め、高3で実戦力を磨くルートです。しかし、高2や高3からでも逆転合格は可能です。ポイントは以下の通りです。
いつからでも間に合う!京大合格の3つの原則
- 始めた時点から逆算して計画を立てる
- 合格ラインから必要な勉強量を見積もる
- 演習中心の勉強にシフトするタイミングを意識する
最後に、京大合格に必要なのは「スタートの早さ」だけでなく、「やり切る覚悟」です。いつから始めても、努力の積み重ねが未来を変えます。あなたの京大合格、まだ間に合います!
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