共通試験の英語で絶対8割とれる勉強法を紹介!(リスニング編)

今年から始まった共通試験。特に英語は大きく形式が変わりました。単語数が1200語も多くなり、リスニングの配点が大きく増えました。この共通試験でどうやったら8割取れるのかをプロの講師が詳しく解説していこうと思います。

登場人物紹介

橋浦先生

コーチングプラス+の学習責任者。受け持った生徒の9割が国公立に合格するという圧倒的指導実績を持つ。

こう君

コーチングプラス+の塾生。間違った勉強をしてしまうことがよくある普通の受験生。

リスニング編

橋浦先生

センター試験から配点が大幅に増えて、難易度も上がりました。今まではあまり対策しなくても大丈夫だった分野から一気に要対策になりました。

こう君

リスニングって何勉強したらいいかわからないから苦手です、、!

橋浦先生

そう言った受験生は多く存在します。だからリスニング対策をすることは大きなアドバンテージになります。

大幅に配点を増やしたリスニング。

センター試験から大学共通テストへの移行の中で、難易度が一番上がったとされるのはリスニングです。

「リーディングの勉強してるからリスニングはそんなにやらなくても大丈夫!」と考えている方は要注意です。

リスニングは簡単には力がつかないのでしっかりとした準備をする必要があります。

難化の要因としてあげられるのが、リスニングの読まれ方です。

まず、グローバル英語の面からから、米国の発音以外に、英国や、英語を母語としない国の人の発音も含むようになりました。

そして一番大きいのが、英文を読み上げる回数が通常2回だったところを、1回しか読まない問題も現れるこです。

さらに、全体として日常英語に近い自然な調子で読み上げるのでかなり聞き取るのは難しいです。。

受験的な硬い英語だけでなく、共通テストでは生の英語を聞き取る能力が求められるのが共通試験の英語です。

6割をとるための対策

橋浦先生

まず模試や共通テストの過去問で6割を取れない人はかなり単語や文法が抜けている可能性があります。ですのでまずは単語と文法を鍛える必要があります。

こう君

単語と文法って言われてもどこまでやればいいかわからないです、、

橋浦先生

単語であればお使いの単語帳の共通テストレベルのところまでで結構です。文法はまずは文法書を完璧にしましょう。

共通テストの勉強をしよう!ってなった時にいきなりセンター試験・共通テストの過去問を解いてできなくて落ち込む受験生をよく目にします。

模試や過去問をといて6割行かない方が共通テストレベルの問題を解いても復習に時間ばっかりかかってとても効率が悪いです。

そのためまずは基礎力向上のためにも、効率よく勉強するためにも単語と文法を重点的に勉強しましょう。

単語帳であれば「基礎レベル」や「共通テストレベル」「難関大レベル」などレベル別になっていることが多いと思います。

まずは「共通テストレベル」までを完璧にしましょう。「完璧」とはすべての英単語を見て瞬時に訳が口に出せるという意味です。

そして何より単語帳は必ずスマートフォンなどを使って音声を再生し、それに続けて音読をしましょう。

発音することができる単語は聞き取ることが出来ますが、発音出来ない単語は聞き取れないし、覚えも悪くなります。

文法はまず網羅系の文法書の「文法」の部分を終わらせましょう。「イディオム」や「会話表現」といった範囲は後回しでいいので、文法の範囲を完璧にしてほしいです。

ここで言う「完璧」とはすべての問題や例文がなぜその形になるか説明できるという意味です。

次に目指すべき7割

橋浦先生

単語と文法が出来るようになれば自ずと点数があがります。特別に共通テスト用の対策が必要になってくるのはここからです。英語を聞く力、選択肢を瞬時に把握する力を養いましょう。

こう君

リスニングはやっているうちに何が何だか分からなくなってしまします、、

橋浦先生

それはリスニングを何も考えずに解いている可能性が高いです。しっかりと対策すれば必ず7割を超えるようになります。

対策

リスニングができない理由は人によってまちまちです。

しかし大きく2つに分けることが出来ます。

1つ目は「単語・語法の知識がまだまだ」という理由です。

「書いてあるのを読むのは出来ても、音で聞くと分からない」という単語や語法が多いとなかなか点数があがりません。たまたま聞こえた情報から回答を選んでまんまとひっかけに引っかかるということもよくあるでしょう。

こういった方は、英語の勉強をする時は常に音読することを心がけましょう。

2つ目は「選択肢や流れる音声から必要な情報を取り出せていない」という理由です。

言ってることもなんとなくわかる、選択肢も文も読める、なのになぜか間違える、、、という方はまさにこれです。

これは出てくる情報を全てインプットしてから解こうとすると起こってってしまいます。

選択肢の中でも音声の中でもキーフーズやキーセンテンスがあります。そこに目星をつけて聞くことで正解に必要な情報をキャッチし、いらない情報は右から左に受け流すことが出来ます。

過去問やリスニング教材をやることでぜひキーワード、キーセンテンスに目星をつけて聞く力を身に着けてほしいです。

最終的に到達したい8割

橋浦先生

7割を超えたらあとはどれだけ問題を解いて力を付けるかです。ここまで書いた方法で勉強していればここからはやればやるだけ点数が上がります。

こう君

具体的にはどのくらいの量を解く必要がありますか?

橋浦先生

1日45分ずつはリスニングの問題を解いて復習する時間として使ってほしいね。

7割を安定的に取ることが出来るようになれば8割も時間の問題です。

しかしただ漠然と問題を解いていても8割には到達することは出来ません。

間違えやすい問題形式やパターンを見つけて、なぜ間違えるのか?なぜ苦手なのか?を徹底的に探ります。

その理由を見つけたら、自分なりの対策を考え、付箋にメモしておきます。

この付箋を毎回実践問題を解く前に見返してから解きます。

これらを意識して問題を解き続けることで必ず点数は8割に達します。

多くの人はこのレベルに至る前に過去問や模試解きまくるのでなかなか点数が上がらなかったりしますが、

しっかりと手順を踏んで、基礎を身に着けた状態であればやっているうちに必ず点数は上がります。

あとは自分の頑張り次第です。頑張って下さい!

おすすめの参考書

7割を超えるために

英語耳

橋浦先生

リスニングを聴くための耳を鍛える参考書です。実践的な問題を解く、というよりは間違えやすい、聴き取りにくい発音をしっかりとマスターしてリスニングへの苦手意識を軽減してくれる内容となっています。

イチから鍛える英語リスニング 入門編

橋浦先生

共通試験よりも簡単な問題ですが、この問題集で基本をしっかり身に付けてリスニングの土壌を固めることが出来れば十分に7割に達することが可能です。完璧になるまで何度も繰り返してほしいです。

8割を取るために

イチから鍛える英語リスニング 必修編

橋浦先生

先ほど述べた通りしっかりしたリスニングの土壌が出来ていれば、実践的な問題を解けば解くほど、復習すれば復習するほど、点数はあがります。この問題集は難易度的にも量的にも7割を超えている人にはちょうどいいので、音読も含めて何度も使ってほしいです。

共通テスト総合問題集 英語

橋浦先生

このような実践問題、予想問題を扱う問題集は多数存在しますが、この問題集は解説が比較的丁寧で、自分が間違えた理由や次間違えないための対策をしっかり学ぶことが出来ます。ただ問題を解くだけでは何の意味もありません。復習して次の対策をしてこそ力が付きます。

最後に

ここまでこの記事を読んでいただきありがとうございます。

共通試験の英語対策の役に立てていただければと思います。

コーチングプラス+ではこのような勉強法や参考書、入試についての細かいアドバイスを指導しています。今年は偏差値を30上げて難関大に合格した生徒もいます。

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学習責任者 橋浦先生

まずは14日間の無料体験

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