はじめに
大阪大学は、日本のトップクラスの大学として知られ、特に就職においても高い評価を得ています。
今回は、私自身が大阪大学を卒業し、就職活動を経験した立場から、その強みを具体的にお伝えします。
この記事では、阪大生がどのように就職活動に臨み、どのようなキャリアパスを選ぶのかを紹介し、阪大の就職事情に迫っていきたいと思います!
受験生の皆さん、阪大の学生がどのような就職状況にあるかを知ることで、受験校を選ぶ際の参考にしてください!
登場人物紹介
大阪大学出身のコーチングプラスの講師
大阪大学志望のコーチングプラスの塾生。大阪大に進学したい気持ちなら誰にも負けない。
1. 阪大卒業生のキャリアの実態
阪大を目指しているのですが、やっぱり就職では優位に働くんでしょうか?
就職という点で、阪大はどうなのかは気になるところだよね。
僕の実体験も踏まえて、どのようなキャリアパスがあるのか、阪大の強みや特徴は何なのか紹介するね!
阪大卒の平均年収は30代で718.8万円と他の大学卒と比較しても非常に高い水準になっています。
また、三菱商事などの商社やAmazonなど平均年収1,000万円を超え、就職人気ランキングでも上位にある企業へも多数就職しています。
- 阪大卒の平均年収:718.8万円(30代)※日経転職版
- 平均年収1000万円以上の就職企業例:Amazon 三菱商事 キーエンス etc
- 人気ランキング10位以上の就職企業例:三菱UFJ銀行 伊藤忠商事 トヨタ自動車 ect
主なキャリアパスをみてみましょう。
以下に記載したとおり、阪大卒業生は多彩なキャリアパスを選ぶことができます。
2021~2023年度の卒業生の主なキャリアパス
業界 | 主な企業例 |
---|---|
商社 | 三菱商事、伊藤忠商事、三井物産、住友商事、双日 |
金融 | 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほフィナンシャルグループ、東京海上日動火災保険 |
製造業 | ソニーグループ、トヨタ自動車、パナソニック、キーエンス、サントリーホールディングス、P&Gジャパン |
IT 通信 | Microsoft、Amazon、NTTデータグループ、楽天グループ、日本アイ・ビー・エム |
コンサル | アクセンチュア、PwCコンサルティング、デロイトトーマツコンサルティング、野村総合研究所 |
その他サービス | 日本経済新聞社、日本放送協会、リクルート、パーソルキャリア |
官公庁 | 国土交通省、防衛省、裁判所 ※その他、各都道府県庁、市役所等多数 |
このように、阪大卒業生は幅広い業界に進出しています。
さらに、官公庁や研究職など、専門性を活かせる職業への進路も豊富です。
法学部の就職実績
法学部の進路の特徴としては、なんといっても法曹界への進出をする割合の高さです。
23年度卒業の学生は、最高裁判所や地方裁判所、弁護士事務所に就職する人もいました。
在学中に司法試験予備試験に合格し、司法試験本試験に挑む卒業生も年々多くなっているようです。(2023年は在学中に4名が合格)
その他、かねてから人気を誇る金融系企業(銀行・保険)への就職割合も高くなっています。
私の体感としては、「法曹界25%(大学院進学含む)、官公庁25%、一般企業50%」という割合で分かれているように思います。
理系学部の進路
まず、理系では大学院に進学するという学生が非常に多いです。
23年度卒業の学生は、ほとんどが大学院に進学していることが見受けられると思います。
業界 | 卒業者数 | 進学者(大学院) | 就職者 | その他 |
---|---|---|---|---|
工学部 | 863 | 754 | 85 | 24 |
基礎工学部 | 435 | 352 | 68 | 15 |
理学部 | 251 | 199 | 43 | 9 |
(参考)経済学部 | 226 | 12 | 190 | 24 |
おおよそ、85%の理系学部の生徒(学生数の多い工学部・基礎工学部・理学部に絞る)が大学院進学という進路を選択しています。
ただし、だからといって就職が弱いのかというと全くそんなことはなく、
NTT・Amazon・NECといったIT企業、パナソニック・サントリー・富士フイルムといったメーカーなど名だたる企業への就職を勝ち取っている学生も非常に多いです。
専門性の高い授業を受けたり、自ら知見を深める研究を通して、身に着けた深い専門知識はそのまま就職活動に活かすことができます。
私の友人も、そのまま大学院に進学した人がほとんどでしたが、
NTTやトヨタ・それからすこし珍しいところでいうとPwCコンサルティングといったコンサル会社にも就職している人もいました!
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2. 大阪大学のキャリア支援は充実している
年収も高く、有名な企業に就職する方が多いんですね。
卒業後のキャリアも安泰だなんて、ますます志望度が高まりました!
とは言っても就職活動も競争だからしっかり頑張ろうね(笑)
なぜこんなに阪大卒の就職の実態が良いのかというと、
高いレベルの学生が切磋琢磨してレベルが高まっていることや、深い専門知識が身につく研究をしているから等たくさん理由はあるのだけれど、その中の一つの「阪大のキャリア支援が充実している」ことが挙げられるよ。
次は「キャリア支援」について紹介するね。
就職活動を成功させるためには、大学のキャリア支援が非常に重要になってきます。
阪大では、キャリアセンターを通じてさまざまなサポートを受けることができます。
- キャリアサポーターによる模擬面接や履歴書添削などの支援
- 学内外の就活イベント、インターンシップ、大学に届く求人などの情報が見れるキャリア支援システム
- 自己分析、業界・企業研究、職種研究、履歴書の書き方、エントリーシート、面接、ビジネスマナー、OB・OG訪問ガイド等、就職に役立つ情報が記載されている就職活動ガイドブック
- オンライン就活ブースの提供
など、充実したサポートが受けられます。
阪大の学生はこれらのサポートを活用して、早い段階から就職活動に備えることができます。
私の友人も、積極的に模擬面接を利用し、自信をもって面接に挑むことができたと言っていました!
就職活動は大学受験とはまた一味ちがい、明確な答えがあるというものでもないので、
相談できるサポーターがいるというのは、非常に心強いですよね。
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3. 実際に就職活動を経験した阪大卒業生の声
なるほど、キャリア支援もすごく充実しているんですね!
では最後に、実際に就職活動を経験した卒業生の声を紹介するよ。
学歴フィルターがあるかどうかは定かではありませんが、私自身は書類選考で落とされることはほとんどありませんでした。
大阪大学のブランド力が大きく影響しているのだと思います。
企業の採用担当者からも、阪大卒というだけで興味を持ってもらえることが多く、面接に進む機会が増えました。
志望する企業には阪大のOB・OGが多数在籍しており、OB・OG訪問を通じて多くのアドバイスをいただきました。
特に、就職活動の進め方や企業の内部事情について詳しく教えてもらえたことが大きな助けとなりました。
これにより、就職活動を有利に進めることができました。
大阪府の公務員として働き始めてからも、阪大卒業生とのつながりは非常に強いです。上司が阪大の卒業生であることも多く、目をかけてもらえる機会が多いです。
また、同期同士でも定期的に集まり、仕事だけでなくプライベートでも深い関係を築いています。これが仕事のモチベーションにもつながっています。
まとめ
大阪大学の就職事情について解説しました。
受験生のみなさんにとって、大学を選ぶ判断基準の一つになれば幸いです。
コーチングプラスでは、阪大合格者を多数輩出しています。
コーチングプラスでは、このような勉強法や参考書、入試についての細かいアドバイスを指導しています。
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