【大阪大学法学部出身者が語る】大阪大学 数学の対策方法とは?

今回は大阪大学の文系を志望する方向けに、阪大の文系数学の対策の仕方について詳しく解説します。
阪大の文系数学は、難易度はやはり高いですが、基礎的な問題や数学の根本的な考え方を問う問題なども出題されます。
そのような問題は決して取りこぼさず、得点することが重要になってきます。

この記事では、大阪大学の卒業生である筆者が、試験の傾向や効果的な対策法について、自身の体験をもとに紹介します。

【この記事を読んでほしい方】

  • 大阪大学の数学入試問題の傾向・対策を知りたい方
  • 大阪大学の数学入試対策におすすめの参考書を知りたい方
  • 大阪大学の数学の点数を効率的に伸ばしたいと考えている方

具体的な試験の内容やおすすめの参考書、効率的な勉強法まで幅広く解説していきます。
これから紹介する対策を参考にして、合格に向けた準備を進めていきましょう。

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大阪大学の数学(文系) 試験概要

試験時間

大阪大学の文系数学試験は、試験時間が90分で、問題数が3問です。
そのため、問題にじっくり取り組む余裕があるように見えますが、問題の難易度が高く、1問にかかる時間配分をしっかり考えることが重要です。

目標点数

大阪大学の二次試験の目標得点は、その年の難易度や、共通テストの結果、志望学部によって異なりますが、
目安として2完となる66%前後を目指すことが一般的です。
特に数学では、難しい問題に固執せず、解ける問題を確実に得点していくことが合格のポイントです。

良く出題される分野・単元

ベクトル・微分積分・整数・場合の数/確率は頻出です。
これらの単元は出題されたら確実に得点できるよう準備しておくことが重要です。

以下、2010年度から単元ごとに出題有無を記載しております。
出題傾向を参考にして、日ごろの勉強の指針にしてください。

ただし、どの単元でも対応できるよう、特定の単元に偏った勉強はしないよう注意しましょうね。

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阪大文系数学対策のおすすめ参考書

青チャート

まずおすすめする参考書は受験生誰もが知っている青チャートです。

青チャートのおすすめポイント

  1. 網羅性: 青チャートは、基礎から応用まで幅広くカバーしています。これ一冊で大学受験対策が可能な参考書になっています。
  2. 例題の豊富さ: 基本例題、重要例題と、段階的に学習できます。
  3. 解説の丁寧さ: 各問題に対する解説が詳しく、理解を深めやすいです。

青チャートの使い方

まずは基本例題を解きましょう。
その際、問題を間違えた場合はなぜ間違えたのか、正解した場合も完全に理解して解けたのかしっかり復習します。
例題を完璧に理解するまでは何週も例題に取り組むことが重要です。
それができたら初めて練習問題に取り組みましょう。

阪大でも基本的な問題は出題されるので、その対策に非常に役立つこと間違いなしです。

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文系数学の良問プラチカ

次に紹介するのは、良問のプラチカです。

プラチカのおすすめポイント

  1. 高難度かつ少ない問題数: プラチカは、東大や京大・阪大レベルの高難度の問題が集まっています。ただし、問題の精度は非常に高く一度は取り組むべき問題ばかりです。
  2. 解法メモ: プラチカには「解放メモ」があります。その問題の特徴や、解法に至るまでの道筋が言葉で書かれており、感覚的に正解していた問題でも、なぜ解けたのか言語化できるようになります。
  3. 分野横断の複合問題: よくあるベクトル×漸化式などの融合問題が掲載されています。阪大では融合問題が多く出題される傾向があるので、これらの対策にうってつけです。

プラチカの使い方

まずは解答を見ずに、自力で問題を解くようにしましょう。
その時に、どのように考えたのか思考の道筋を書いておきます。
そうすることで、どこまでは理解できて、どこから躓いたのかが明白になります。
難しい問題が多く、最初は面食らうかもしれませんが、粘り強く問題に取り組む姿勢が重要です。
また、分からない問題に出会ったときは、基本に立ち返り、青チャートの基本例題を解くようにしましょう。
難易度の高い問題ばかりをやる受験生もいますが、数学は基礎基本がなによる重要です。
地に足をつけて数学に取り組みましょう。

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阪大の文系数学 20カ年


最後は阪大の文系数学20カ年です。

阪大の文系数学20カ年の使い方


分野別の構成になっているので、ベクトルではこのような問題が出題されやすいとか、各分野の出題傾向がよくわかるようになります。
まず、阪大を受験すると決めたときに一周するのもおすすめです。敵を知り己を知れば百戦危うからずで、まずはゴールを知り、そこからそこにたどり着くためにどのような勉強をするのか考えるのは非常に有効な計画の立て方と言えるでしょう。
そして、もちろん総仕上げとしてこの参考書を解くのもおすすめです。
自分が強化したい・弱点を改善したい単元に集中して取り組むこともできますし、
各単元から問題を3つピックして、過去問さながらに解くこともできます。
阪大文系を受験するものとしてこれ以上の参考書はないといえるでしょう。

まとめ

大阪大学の文系数学は、計算力、論理力、応用力がバランス良く問われるため、全体的に高い学力が求められます。
ただし、基礎的な問題も出題されるので、まずは得点できる問題から解いていくことが合格のポイントです。
過去問も有効活用して、本番最大のパフォーマンスが発揮できるよう準備しましょう!

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