大阪大学を目指す皆さま、どのようにすれば阪大に合格できるのでしょうか?
この記事では、大阪大学に合格したいと本気で考えている受験生や、受験生をサポートする保護者の方に向けに阪大合格を勝ち取るための道筋を書きたいと思います。
阪大の卒業生である私が、現役阪大生や卒業生の意見も踏まえて、アドバイスさせていただきます。
計画的かつ効果的な勉強を通じて、阪大合格への道を一緒に歩んでいきましょう!
登場人物紹介
大阪大学出身のコーチングプラスの講師
大阪大学志望のコーチングプラスの塾生。大阪大に進学したい気持ちなら誰にも負けない。
春(4月~6月):基礎固めの時期
受験生となる高校3年の春からのスケジュールについて解説していくね!
いきなり難しい問題から解くのがいいのかな、、?
難関大学の阪大といってもやっぱり基礎が大事だよ。
よく応用問題ばかり解いて、基礎が疎かになる受験生が多いのだけれど、こう君は注意してね!
達成したい目標
- 受験生であることのマインドセットをする(←これ大事!)
- 各科目、高校2年生までに習った単元は一通り理解できる基礎学力を身に着ける
- 共通テストで6割得点できる力をつける
受験生であることのマインドセットをする
まずは、受験生であることの意識を持ちましょう。
どんなに頭の良い受験生でも土台となるやる気や合格へのモチベーションがなければ、
途中で頓挫してしまう可能性が高くなります。
この時期でマインドチェンジして、腰を据えて阪大合格という道を歩んでいくことです。
基礎学力を身に着ける
春は、基礎学力を身に着けられればOKです。
数学でいうとなぜこの公式が成り立つのかの理解、英語でいうと単語や文法などの暗記事項など
各科目基礎となる事柄をきちんと理解することが重要です。
高校2年生までに学習した内容はここでしっかりとおさらいして、
それ以降の応用力に対応できる基礎力を身に着けるのです!
共通テストで6割得点できる力をつける
さて、基礎力を身に着けるといっても、やはりこの時期の明確なゴールはあったほうがいいでしょう。
私は共通テスト各科目6割得点できることが、基礎力が定着してきたと言っていいラインだと考えます。
当面の目標として、共通テスト6割に届いていない受験生は、ここを目標にしましょう!
科目ごとの勉強内容とおすすめ参考書
科目 | 内容 | おすすめ参考書 |
---|---|---|
英語 | 単語、文法の暗記 精読 | システム英単語、ネクステージ 英文解釈の技術100 |
数学 | 教科書レベルの基礎問題の理解 | 青チャート |
国語 | 現代文:筆者の立場に立って読む 古文・漢文:古典単語、句法の暗記 | システム現代文 重要古文単語315 漢文ヤマのヤマ |
社会・理科 | 共通テストの問題を解く | 学校配布の問題集 共通テスト過去問 |
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夏(7月~9月):応用問題に挑戦
春は基礎力を身に着けることが大事なんですね!
基礎力が身に着いたら、やっぱり夏は応用問題ですか?
そうだね。応用問題にチャレンジしよう!
ただ、ここで大事なのは阪大でどのような問題が出題されるかということだよね。
それが分からなければ、対策のしようがないからね。まずは過去問をといてみよう!
達成したい目標
- 阪大でどのような問題が出題されるのか傾向をつかむ
- 応用問題にめげずにチャレンジする
- 共通テスト7.5割、阪大二次試験5割得点できる力をつける
阪大の出題傾向を知る
「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」です。
基礎力がついたら、いきなり過去問にチャレンジしましょう。
最初はちんぷんかんぷんかもしれませんが、しっかりと解説を読み、阪大の出題傾向を知りましょう。
例えば、数学でいうとベクトルや微積は毎年問われていることに気付くと思います。
そこで初めてゴールへの道筋を立てることができるのです!
応用問題にチャレンジする
応用問題は最初はどこから手をつけてよいのかわからなくて、気持ちがめげそうになります。
ただ、阪大ではもちろん難易度の高い問題が出題されるので、応用問題には必ずチャレンジしましょう!
また、応用問題に取り組む際は、どこまで自分は理解していてどこで躓いたのかを記録しておくために、
思考の軌跡を描いておくようにしましょう。
そうすることで、再度その問題に取り組むときに、前回はここで躓いたが、今回はここまでは分かったと
自分の成長が明らかになります。
応用問題にチャレンジするときにもう一つ気を付けてほしいのは、「基礎を疎かにしない」ということです。
ついつい応用問題に取り組む受験生は、次々問題に手を出しがちですが、
分からなかった問題はしっかりと基礎に立ち返り、根本を理解することを忘れないようにしましょう!
共通テスト7.5割、阪大二次試験5割得点できる力をつける
この時期の得点的なゴールとしては、
- 共通テスト各科目7.5割
- 阪大二次試験各科目5割
です。
二次試験の学習はとても楽しいため、ついつい共通テストをないがしろにしますが、きちんと共通テスト対策の時間もとりましょうね。
特に、理科や社会など、ほっといていたら直前で取り返しのつかないことになってしまうので、
朝は二次試験の対策・昼に共通テスト(理科・社会)を一年分ずつ解く・夜は応用問題に取り組む
みたいな形で対策が偏らないように注意しましょうね!
科目ごとの勉強内容とおすすめ参考書
科目 | 内容 | おすすめ参考書 |
---|---|---|
英語 | 長文読解 過去問 | やっておきたい英語長文700 阪大の英語20カ年 |
数学 | 応用問題 過去問 | 青チャート・プラチカ 阪大の文系数学20カ年 |
国語 | 過去問 | 阪大の国語15カ年 |
社会・理科 | 共通テストの問題を解く | 共通テスト過去問 |
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秋(10月~12月):過去問演習・共通テスト対策
阪大の過去問対策はやっぱり難しかったです。
ただ、この問題を解ければ、阪大に合格できるかと思うと、すごく楽しく問題演習できました!
素晴らしいね!
ちゃんと阪大受験生としての心構えができている証拠だよ!
さて、ここからは阪大でどのような問題が出されるかもわかったし、いよいよ共通テストに向けての対策がメインになっていくよ。
達成したい目標
- 勉強に使える時間をうまく調整できるようになる
- 共通テスト8.5~9割、阪大二次試験6~6.5割得点できる力をつける
勉強に使える時間をうまく調整できるようになる
秋(10~12月)で陥りがちなのは、二次試験対策ばかりやってしまうことです。
1月に共通テストが控えているが、ついつい阪大対策ばかりやってしまう受験生続出です。(かくいう私もその一人でした。笑)たしかに、他の大学と比べて合計点に占める二次試験の割合が高いため、二次試験対策をしたくなりますが、
そもそも共通テストで一定ライン得点できないとその土俵にすら立てなくなります。
ここは落ち着いて二次試験対策に使う時間と、共通テストに使う時間をうまく調整できるようになりましょう。
イメージ的には、二次:共通=4(3):6(7)です。
共通テスト8.5~9割、阪大二次試験6~6.5割得点できる力をつける
そして、この時期には、
- 共通テスト各科目8.5~9割
- 阪大二次試験各科目6~6.5割
は得点できるようにしておきたいものです。
上記の得点力があれば、ここまでの勉強はうまくいっている証拠です。
ただし、この時期にそこまでたどり着いていなくてもまだまだ挽回できるので、あきらめずに取り組みましょうね!
再三ですが、この時期は共通テストを頑張りましょう!
科目ごとの勉強内容とおすすめ参考書
科目 | 内容 | おすすめ参考書 |
---|---|---|
英語 | 過去問 | 阪大の英語20カ年 河合塾・Z会などの共通テスト分野別問題集 |
数学 | 過去問 | 阪大の文系数学20カ年(基礎は青チャート) 河合塾・Z会などの共通テスト分野別問題集 |
国語 | 過去問 | 阪大の国語15カ年 河合塾・Z会などの共通テスト分野別問題集 |
社会・理科 | 共通テストの問題を解く | 共通テスト過去問 河合塾・Z会などの共通テスト分野別問題集 |
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冬(1月~2月):最終調整
共通テスト8.5割とれました!
2月の阪大入試緊張してきました、、
まずは、共通テストでしっかり得点できたね、おめでとう!
さあ、いよいよラストの調整だね。
達成したい目標
- あとは、自分を信じる
自分を信じる
さあ、ここまで努力してきたあなた、本当によく頑張りました!
後は、いかに自分を信じられるかです。
受験直前に見ていた単元から出題されることもしばしばあります。
- 自分の苦手分野や覚えにくい単語を「苦手ノート」にまとめておく
- 受験当日のイメージをするために、一度阪大に行く
- 当日は、メンタルを保つために、友人と答え合わせをしない
など、できることはすべてやっておきましょう。
そして、受験当日はできるだけ冷静にいつも通りの気持ちで臨むようにしましょう。
そうすると、最後、受験の女神はあなたに微笑むはずです!
まとめ
大阪大学に合格するための年間スケジュールを解説しました。
受験生によって、勉強方法や手順はそれぞれですが、大まかな方向性としては、このようなスケジュールイメージになるかと思います。
悔いなく努力して、阪大への合格切符を勝ち取りましょう!




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