【数学】青チャートの使い方をプロの講師が徹底解説！（１A・２B・３）

この記事では青チャート（チャート式基礎と演習数学）の使い方やレベルについて詳しく解説していきます！

「学校で配られたけどどう使ったらいいかわからない、、」

「友達におすすめされたけど実際どんな教材なの？？」

「YouTubeとかネットで紹介されてたけど今の自分に合っているか心配、、！」

こんな悩みを持っている方はこの記事を読めば白チャートがどんな教材で、自分にあっているか、そしてどうやって使えば効果的な学習になるかがわかるようになります。

ではさっそく解説していきましょう！

この記事の執筆者

青チャートとは？

網羅系問題集の金字塔「チャート」シリーズで、赤に次いで難易度が高いです！
基礎問題から上位国公立二次試験レベルまで、圧倒的な問題数で完璧に網羅されています、、！

例題は丁寧な解説と、解答の足掛かりとなる方針が付いているので難しい問題にぶつかってもある程度自力で対応できるようになっています。
1から取り組むとかなり時間がかかるため、余裕がない場合は苦手範囲だけ、もしくは辞書使いしても良い教材です！

青チャートのレベル

標準（偏差値50）～難関（偏差値65）

問題ごとに難易度が5段階で明示されているため、自分のレベルに有った演習ができます。
解説や方針が丁寧なので、難易度1~2の問題は苦手分野でも取り組むことが出来ると思います。
問題数が多いが、難易度3までやり切れば標準レベルまで、難易度5までやり切れば難関レベルまでがかなり身に付きます。

さらに章末問題のエクササイズまでをやり切れば難関レベルまで盤石と言えます！

青チャートをお勧めしたい人　

学校の授業や基礎的な問題集で一通り初学が終わった方、または受験勉強の始めとして網羅的に数学を完成させたい方にはぜひおすすめしたいです。。
全問解くには少なくとも3か月くらいかかってしまうんで時間が無い方にはそこまでおすすめ出来ないです。
ただ、受験において押さえておきたい標準な問題パターンが網羅されているため、模試などで解けない問題に出会ったときに
類題とその解説を本書で確認するという、いわゆる辞書使いをするのであれば時間が無い方にもおすすめです。

青チャートの構成

分野ごとに20～40題ほどの例題と、解答の指針、解説が1ページに渡って書かれています。
例題一つにつき練習という類題が1問ついているため、例題を理解した後の確認もできます。
章末問題として入試の過去問が掲載されているので例題が完璧になった後はこの章末問題を解くといいです！

青チャートの使い方

ここまでもあったように、まずは例題の中でも5段階のうちの低いレベルから解き始めます。そして段々とレベルをあげて例題のほとんどが出来るようになったら、章末問題を解きます。

また問題の解き方としては⇩の方法がおすすめです！

①例題を自力で解いてみる。手が動かないようなら指針を読んでみる。
②解説を読み、自分の回答と比べてみる。
③例題が解けなかったり、解説の解き方を真似したかったりしたら練習も解いてみる

青チャートの前後に使いたい教材

青チャートの前

白チャート

基礎問題精講

青チャートの後

過去問演習（赤本シリーズなど）

分野別標準問題精講

青チャートのわかりやすさ＆詳しさ

わかりやすさ

★★★★★
説明が丁寧で分かりやすく、指針も載っているため問題が自力で解けるようになるための演習ができます！
指針は問題文のどこに注目すればよいのか、何が求めたいものでそのためにどんな発想が必要なのかを示してくれているので知識だけでなく数学的な思考力も身に付きます！

詳しさ

圧倒的な網羅性があり、複合問題を除けば調べたい問題の類題は大体載っています！
解説も、別冊の解答も非常に丁寧です。

青チャートのボリューム

512ページ（別冊解答488ページ）
圧倒的網羅性と引き換えに、非常にボリュームがあります、、！
期限やペースを決めずに取り組むと、いつまで経っても終わらない可能性もあります！
例題だけで進めると、1日1時間取り組んで、2~3か月ほどかかるので計画性を持って進める必要があります！

青チャートのおすすめ度

★★★
チャートは難易度別に4冊あるため、自分に合った難易度を選ぶのが重要！
青チャートは、準難関国公立大学を目指す受験生にとっては、これだけやり切れば十分と言える内容です！
全問解き切るのか、辞書使いするのか、目的を明確にして使っていただきたいですね！

教材を正しく使って効率的な学習をしよう！

この記事では白チャートについて詳しく解説しました！

教材の性質をしっかり理解して効率的な学習をしていただきたいです。

受験勉強では「自分にとって必要な教材を計画的に正しいやり方で進めていく」ことが非常に重要になってきます。

しかし自分で計画的に進めていくのは非常に難しく、ほとんどの受験生が実践出来ていません。

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